
神社仏閣の屋根に取り付けた妻飾りの事を、懸魚(げぎょ)と呼びます。
写真は、龍造寺八幡宮のもので、杏葉紋の下の飾りがそうです。
懸魚は、火に弱い木造寺院などを火災から守るため、水に縁のある魚の形をした飾りを屋根に懸けて火伏のまじないとしたのが始まりと云われます。魚の身代わりを屋根に懸けることが「水をかける」という意味にも通じています。これが魚に由来する呼び名の語源です。
これと同じように神のご加護にすがって災禍を避ける例としては、城郭の天守に上げている鯱(しゃち)や鴟尾(しび)が同類のものです。他にも似たものでは、魔除けを祈願する鬼瓦の例などがあります。




