

構口を西へ進むと、有名な「思案橋」を渡る。昭和初頭までは、今宿川は水深2メートル以上あり、多くの船が行きかっていた。そのため、船通りの良いように勾配がある太鼓橋の構造をしている。
欄干は抜木、束柱、手すりの笠木を組み、親柱には、はっきりと「思案橋」の名が刻まれている。かつては、船がこの橋を通り上れば「芦町」、下れば「室園」の遊郭。どちらに行こうか金繰り合わせの思案の船着場が橋名の由来とも云われている。
もしくは近辺は、佐賀城下の東に位置する商人街で「蔦屋」「松永呉服」「野中烏犀円」での品々を購買する思案をしたとも伝わる。




